「今の子供たちに自信を持って継承していける施設」

 

今の子供たちは、高齢者と接する機会が少なくなりました。

近所の人に、挨拶をすることも、なかなか難しい世の中だったりします。

自分のおじいちゃん、おばあちゃんも、1年のうちに、お盆やお正月に少しだけ会うだけの存在かもしれません。

ましてや、高齢者施設に入所しているとなれば、子供の目には、施設で暮らすおじいちゃんやおばあちゃんは、どんな風に映るのかを考えます。

 

施設が、薄暗く、嫌な臭いがする。暗い、怖い。施設で働くスタッフに笑顔もなく、疲れた様子で、そこで暮らすおじいちゃんやおばあちゃんも元気がない。

 

反対に、

庭には、畑やお花が植っていて、玄関もお部屋も明るくて、働いているスタッフが優しく微笑んでくれる。そこで暮らすおじいちゃんもおばあちゃんも、ゆったりと暮らしスタッフと共におしゃべりをして楽しそうな姿なら、どうでしょう。

 

普段、会えないからこそ、会えた時の様子が強烈に印象に残っていくのではないでしょうか。

 

まんてん堂が、地域に愛される施設であるようにスタッフ一人ひとりの意識が大切であることを、この理念から考えています。